煙突と薪ストーブの全交換工事
お施主様がDIYで取りつけた薪ストーブと煙突の交換工事に行ってきました。
匂いや煙がだいぶ出てしまっていたのと、焚いても暖かくないということで、
今回の交換工事をさせて頂くことになりました。
以前の状態がどんなだったのかというと、こんな感じです。
外壁を伝って煙突が伸びていたのですが、煙突は壁の途中で止まっていました。
これだと風が吹いたときに煙が逆流したり、ドラフトが弱まったりしますね。
でも、何よりも煙突はオールシングル煙突。
これでは写真のようにタールがビッシリになってもおかしくありません。
外壁にも煙突の継ぎ目から漏れ出たタールがついていました。
そして建物がALC造だったのがまだ幸いですが、木造だったらと思うとゾッとします。
ということで既存の煙突は全て撤去しました。
薪ストーブには断熱二重煙突を、とよく言いますが、これにはちゃんと理由があります。
・煙突周りの可燃物を熱から守る
・ドラフト(排煙)を生み出し、薪ストーブの能力を引き出す
・煙突内へのスス・タールの付着を軽減させる
ということです。
「安全性」「性能」「メンテナンス性」いずれの面からも二重煙突は大切です。
ちなみにストーブ本体はアンコール、炉台はDIYが得意なお客様の自作です。
だったのですが、残念無念、写真を撮り損ねました・・・。
仕方がないので、本日最後の写真は犬とたわむれるスタッフY氏。
すっごい大きな犬ですが、あっという間に仲良しになっていました。
薪ストーブ専門店 東京ストーブ
TOKYO STOVE SUPPLY