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薪ストーブの耐熱ガラス

続々とメンテナンスのご連絡を頂いてありがとうございます。

メンテナンスにお伺いして稀に見かけるのが下の写真のように、ガラスが白くなって元に戻らなくなっているケース。

これは燃焼温度がガラスの耐熱温度を超えて、変質してしまうことで起きる現象です。

原因として多いのは灰受け(アッシュドア)を開けて焚いている場合。
下からたくさんの酸素が供給されることで、熾火の温度が上がってガラスの下側がこうなってしまいます。

あとは、ガスケット(ファイバーロープ)が摩耗して必要以上に空気が入っている場合も同様です。
アッシュドア、フロントドア、サイドドア、この辺りはやっぱり消耗が一番早い部分ですし。

 
ちなみに、耐熱ガラスがこうなるくらい温度が上がっているということは、当然ガラス以外の所にも熱のダメージは蓄積されていますからね。
そうなる前に、ちゃんと対策を。

 
ガスケットが減ってきて空気が入るし燃えの調子が良い、とか無いですからね。
うまく燃えないのには、燃えないなりの理由がちゃんとあります。

 
なんか燃え方がいまいちだな、という皆さん。
メンテナンスにお伺いしたときにぜひご相談ください。

3月 15, 2017 - , 薪ストーブ    No Comments

寒い日には薪ストーブ。

ここ1週間ほどは暖かい日が続いて、 (花粉も飛んで)

だんだんと春めいて来たなと思えば、今日のような寒い日もまだあったりして、

そんなことを繰り返しながら、本格的な春になっていくのかなと思う今日この頃です。

 
今日みたいに寒い日は、ゼロ断熱の東京ストーブショールームを小型ストーブで暖める事はちょっと無理があります。

なので、朝からアンコールとネスターマーティンS43B-TOPの2台焚きをしています。

バーモントキャスティングスのアンコールの場合、特に熾火が大事。

たっぷり熾火を作ってはじめてその性能をしっかり引き出すことが出来ます。
(他のストーブでもそうではありますが、)

なるべく早く熾火をたっぷり作る為には、着火時にくべる薪を小さくすることです。

8cmを超える太さの薪は、もっと後になってから。

ダンパーを閉めてからがアンコールの本領発揮ですが、そこまできちんと持って行くことが、暖かさと快適さにつながります。

そうすると、「アンコールって良いストーブだな~」ってなる訳です。

3月 10, 2017 - 煙突, 薪ストーブ    No Comments

薪ストーブシーズンもあとわずか。

おはようございます。

今朝も薪ストーブの焚付けからスタートした朝ですが、今日くらいの陽気だと、昼頃にはたぶんもうストーブ暑い!となるくらいでしょうね。

そうなってくると、もう薪ストーブシーズンもあと少しだなと思う訳です。

残り少ない冬の醍醐味を存分に楽しみましょう。

 
今朝の東京ストーブではドブレのSense203というストーブを焚いています。
その前に焚いていたハンターストーブのSKAGENから、ちょっとした気分転換です。

ちなみにストーブ入れ替えの時に撮った煙突内の様子がこちら。

中真っ白ですね。

煙突が汚れていないといえばそうですが、その前に焚いていたストーブの煤が多少なりともあったのが熱で無くなったとも言えます。

ハンターストーブは排気温度も高いという事ですね。
写真にチラッと写っている黒グローブのヨツールはもっと排気温度が低いですし。

こういうことは煙突のプランニングにも影響があって、ストーブによって色々違うので面白いです。

それぞれのお宅に合った機種と間取り、そしてそれぞれの機種にあったプランニング。
それを掛け合わせてどれが良いか、という選択になるわけです。

このストーブが絶対最高!は無いですから。

色々なストーブを自分の手で焚いてみて、それを伝えていくのも大切な仕事です。

ただ単に自分が焚きたいから色々焚いている訳ではありません(という理由付けです笑)

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