薪ストーブの時間
東京の最高気温は20℃、なんて天気予報が言っています。
こうなってくると、薪ストーブの出番はほぼ無くなってきますね。
朝晩の冷え込みもそれ程ではありませんから、気がはやって焚いたとしても最初の薪投入分でもう充分。
こうして薪ストーブを焚く機会が無くなってくると、どうも物足りなさを感じます。
別にもう寒くはないので、暖かさが足りない訳ではなく、ただ火を見ていたいだけと云えばそういう事なのかもしれません。
薪ストーブの魅力は、輻射熱の暖かさとか、炎の美しさとか、ストーブクッキングとか、インテリア性とか、色々あると思います。
でも、個人的に一番は「時間」ではないかと思っています。
薪をくべたり、火のお守りをしたり、ちょっと手間がかかる。
暖まるのにも時間がかかる。
日常生活の時間の流れが、ゆっくりとスローダウンするこの感じは、薪ストーブがくれる特別なものでしょう。
家の事に忙しい奥さまも、仕事に忙しい旦那さまも、ふと落ち着ける時間になります。
薪ストーブの前で過ごす時間って良いですよ。