Archive from 3月, 2014

給気の大切さ・・・

だんだんと春の陽気になって参りましたが、夜はまだまだ冷え込む今日この頃。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。

本日は薪ストーブと「給気」の関係の大切さをスタッフYが書かせて頂きます。

薪ストーブの給気口

上の写真は弊社が既存宅への後付け工事の際に設置している開閉式の給気口です。
 

ガスや灯油ストーブのイメージから「換気じゃなくて給気?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、薪ストーブにとっては給気がとても大事なのです。

現在の住宅は「エコ=気密性・断熱性を高くして空調のエネルギー効率を上げる」というコンセプトで造られていますし、おまけにシックハウスを解消するために24時間換気設備の設置も義務化されています。
 

24時間換気は換気扇によって絶えず強制的に排気されている状態ですから、室内は負圧になって、煙突が給気口の役目をしてしまい室内に煙が逆流して来てしまうのです。

薪ストーブの排気は、煙突が生み出す暖かい空気の自然の上昇気流(ドラフト)によるものなので、特に着火直後はまだその力は弱く、室内が負圧だと排気が弱くて上手く燃えなかったり、煙が逆流してきたりします。
 

昔の気密性の低い住宅であれば、隙間風がどこからか入ってくるので、そんなこともないのかもしれませんが、今の住宅ではそうはいきませんね。

ですから、薪ストーブを設置する場合は必ず本体近くに給気口を設けたり、外気導入という直接屋外の空気をストーブに取り込む設備を付けたりして、使用する際は新鮮な空気が取り入れられるようにしましょう。
 

薪ストーブと給気口

機種によって給気の取入口の位置は違うので、そのストーブに合わせた場所に
給気口を付けますが、写真のように本体の背面に設置することが多いです。
ストーブのすぐ近くに設けるので、熱に弱いプラスチックなどではなくステンレス製です。
 

今年の薪ストーブシーズンも残りわずかとなりました。安全な使用で快適な薪ストーブライフを満喫して下さい。

次回もお楽しみに!!

3月 10, 2014 - 取付工事    No Comments

コーヒー焙煎機の煙突工事

先週は新宿区は早稲田大学の近隣で、コーヒー焙煎機の煙突工事を行いました。

普段行っている薪ストーブの煙突とは違って、焙煎機の煙突は排気用と冷却用

2本セットになっています。

ビル一階の外壁部分から5階部分まで、なんと10数メートル取り付けました。


 

今回はスタッフ3人がかりで足場の組み立て作業からスタート。

一般住宅であればせいぜい3階までがいいところなので、高い所での作業に

慣れているとはいえ、流石に足がすくむ場面もありました。

 

しかし人間の慣れというのは恐いもので、煙突の設置が完了し、

足場をバラシている頃には高さへの恐怖はなくなっていました。

ストーブ屋としては、また一つ成長出来たのかなと思います。

 



こちらがコーヒー焙煎機の本体になります。

私自身も実際に見るのは今回で2回目ですが、実際に見るとかなりの大きさにびっくりします。

ちなみにこのメーカーの焙煎機の中ではこれが一番小さいサイズ。。。

排気用の二重煙突は8インチになっています。

 

MOJOコーヒー様ありがとうございました!

早速ですが、頂いたコーヒーを、弊社ショールームにて販売しているエスプッソマシーンで頂きました。

コーヒーの香ばしい香りに誘われ、スタッフも自然と集まってしまいます。

ストーブの火を見ながら飲むコーヒーはやっぱり格別ですね!

まだまだ寒い日が続いています。

ストーブに火を入れ、皆様のご来店を暖かくしてお待ちしております。

お気軽にお立ち寄り下さい。