煙突工事

町田市チムニー板金工事

本日は昨日に引き続き屋根上の煙突囲いの板金工事です。

この時期の屋根の上は日影などの逃げ場がなく、屋根面からの照り返しもあって体感温度は地上よりも一段と高く、一足早い猛暑日を体感しました。
ガルバリウムの屋根は熱々の鉄板状態なので、足の裏もアツアツですが、ちょっと油断して素手で触ってしまうと火傷しそうなくらいです。

そんな中、昨日の続きから作業スタート。

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板金工事はいつもお願いしているGROWさんです。

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水上側と囲い周辺の屋根材を剥がして、造作した囲いに防水のためのシートを貼ります。
その後、屋根材と同じ色の板金で煙突囲いを覆っていきます。

 

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そしてあっという間に板金工事も完成です。

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この後は煙突回りの雨仕舞をしました(写真は無しです。。。)

今回は一先ず貫通部のみの工事でしたが、煙突は奥に見えている屋根の完成を待って、さらにその上まで伸ばすプランニングになっています。
風の影響でドラフトが弱まったり、煙が逆流したりすることを防ぐ為ですね!

そして、薪ストーブ本体と上部の煙突設置は6月の末頃でしょうか。
リフォーム後のお部屋と薪ストーブがどんな雰囲気になるのか楽しみです。

GROWさん暑い中の作業お疲れ様でした。

町田市にてチムニー(煙突囲い)造作工事

本日は、リフォーム工事に合わせて薪ストーブを導入されるB様邸に、屋根の開口~チムニー(煙突囲い)立ち上げ、煙突の取付に行って来ました。

チムニー(煙突囲い)の造作が必要になるのは、下屋(2階建ての一部だけ1階しかない部分にかかっている屋根)、や平屋で煙突の長さが十分とれない場合、チムニーを立ち上げて煙突の長さを稼ぐ場合です。

それともう一つ、今回のように屋根材がガルバリウム鋼板葺きの場合です。

煙突周りで使用する部材はほとんどがステンレス製なので、ガルバリウム鋼板とは相性が悪く「電蝕」という現象を起こします。

「電蝕」というのは異なる種類の金属同士が接触して、さらにそこへ電気を通しやすい水がくることで、腐食を起こす現象です。
電蝕を起こさないような細工も方法としてありますが、今回はチムニーを立てることにしました。

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まずは屋根の450ミリ角で開口をあけていきます。
ここでは「垂木」という屋根を支えている木材の一部をカットするので、その補強も行います。

チムニーは煙突の荷重を受ける部分なので、この補強が大切です。
屋根の構造をしっかりと理解した上で、どのように補強するのか決めています。

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続いて、事前に製作しておいたチムニーを開口に合わせ取り付けしました。

一階の天井部分までしっかりとケイカル板で耐熱処理してあげます。

中に見える丸型の金具は煙突の支持金具です。

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弊社で使用している煙突は1メートルで10キロほど重量があるので、しっかりと支持部材で固定してあげる事がとても重要なんです。

今日の作業はここまで。

このあと、雨が降っても大丈夫なように念のため養生をして明日に備えます。

明日は板金屋さんにチムニーと屋根周りの雨仕舞施工をしてもらい、平行して煙突周りの雨仕舞いを2重3重と行っていきます。

稲城市で屋根上煙突の取り付け工事

こんにちは。
本日は稲城市の増改築現場で屋根上の煙突設置でした。

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まずは当社スタッフの東山が煙突の貫通箇所を開口していきます。

五月に入ってからは気温も上がり、屋根上にいると体感温度は早くも真夏です・・・
何よりも安全に気を付けて、気を引き締め作業を進めていきます。

 

屋根の貫通部開口

屋根から天井までの貫通部分は隠ぺいしてしまう部分になるので、ケイカル板(不燃材)でしっかりと耐熱処理を行います。
今回の工事は屋根まで出来上がった後にご依頼頂くことになったので、開口部の造作や補強まですべて弊社で行っています。

ステンレスフラッシング

屋根上の雨仕舞いは雨漏りが起らないよう、写真に写っているステンレス製のフラッシングの内側に2重3重4重に防水処理をして施工しています。
東京ストーブ独自の施工技術で、外側のフラッシングはあくまでも化粧として、内側で完全に防水しています。
写真のフラッシングを取ってしまっても雨は入りません。

しかもコーキング(防水剤)に頼らない、高気密高断熱住宅の結露対策も施した施工方法です。

煙突設置

これで今日の作業完了です。

この後、瓦屋さんがフラッシング周りを収めるので、やりやすようにフラッシングを動かせるような状態で終わりにしてあります。
瓦屋さんが終わった後日、最後の雨仕舞の仕上げになります。

 
ストーブの方は内装工事が終わり次第、煙突を1階まで下ろして設置するので、まだ少し先になります。
写真の煙突にもプラスで50センチの煙突が取りつけられられる予定です。