本日は目黒区の既存住宅で薪ストーブの煙突工事に伺いました。
この辺りは大きな公園が近くにあり、緑豊な地域で住宅が立ち並ぶ閑静な住宅街です。
所謂、住宅密集地域にはなると思うのですが、屋上から街を眺めるとちらほらと煙突が建っているお宅がありました。
今回の工事は2階から煙突を壁貫通で出し、外壁から煙突を立ち上げていくのですが。。。。。
写真の様に隣のお宅との間隔がとても近いため、ハシゴの角度はまさに直角です!!
本来、ハシゴは立て掛けて使用するものですが、ちょっとした小技を使って垂直に固定しています。
ただ、こういった少しハードな条件の現場ほどいつも以上に燃える私がいます。
こちらの建物はRC造(鉄筋コンクリート)なので、薪ストーブ用の給気口と煙突貫通部分をコア屋さんに貫通してもらいました。
木造であれば45㎝角で壁を開口しメガネ石を入れて耐熱処理を行いますが、今回は不燃物のコンクリートという事で耐熱処理の必要はありません。
煙突の貫通穴が開いてしまえば、あとは煙突を取り付けていきます。
外壁部分の煙突工事は垂直な梯子を上り下りするので、いつも以上にハードでしたが、順調に屋根上まで煙突を伸ばしていきました。
そして、外壁部分とは打って変わって、屋根は陸屋根という事で一気に作業もはかどります。
また、今回は既存住宅への設置なので、薪ストーブや煙突の工事だけでなく、ストーブを設置する周辺の耐火工事も行います。
壁にはお客様に選んでいただいた岩肌を模した磁器質タイルを貼りました。
床には耐熱ガラスのフロアプレートを設置する予定です。
ちなみに、ストーブ周りの雰囲気を際立たせるために、壁紙のリフォームもされるそうです。
ということで、本日の作業はここまで。
明後日木曜日に、SCAN85-2というモダンな大型の薪ストーブを設置します。
また随時ブログでお伝えしていきますのでお楽しみに!