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日野市&世田谷区にて煙突掃除

本日は弊社で薪ストーブを設置されたお客様宅に煙突掃除へ午前午後と行ってきました。

一件目は日野市へ。

シーズン中は毎日使っていたとのことで、煙突内部の煤の量は全体的に多く、昨シーズンの薪の乾燥が不十分だったこともあって、少々タールが気になりました。

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薪ストーブ本体はバーモントキャスティングスのイントレピット2。

扉の部分とトップローディングのガスケットが硬くなり気密が悪くなっていたので、交換しました。
特に扉部分のガスケットが劣化すると、余分な空気が入ってしまうため、微調節が利かなくなり空気をしっかり絞る事が出来きなくなります。

 
また、イントレピッド2のメンテナンスポイントとしては触媒とセラミックボックス内に溜まる灰の掃除があります。
シーズンを通して使用していると灰が触媒やセラミックボックス内の排気経路に溜まって、詰まってしまうことがあります。

薪ストーブは灰をしっかりと溜めて使用した方が燃焼が良くなり、薪も最後まできれいに燃えきってくれるので良いのですが、その灰を吸い込んで詰まることがあるのです。

 

続いて2件目は世田谷のお宅へ。

主にシーズン中は日が落ちてから使用することが多いという事で、煙突内部もそれほど汚れていませんでした。

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昨シーズンのメンテナンスでガスケットの交換を行っているので、薪ストーブ本体の状態も良好でした。

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それではまた明日。

南足柄市にて初回煙突掃除

本日は、昨年の12月にアンコールを設置させて頂いたお客様宅へ初めての煙突掃除・メンテナンスに伺いました。

こちらのお客様のお宅は周囲山に囲まれていて、薪ストーブで暮らすには最適な場所といった雰囲気です。

その代り、冬はとても寒いようで、薪ストーブの暖かさがすっかり日常にはなくてはならない存在となっているとお話して頂きました。
そんなお話を伺うと私も嬉しくなります。

 
またリフォームを行うタイミングに合わせて、薪ストーブを導入されたので、吹き抜けが無くても家全体を暖められるように、ストーブを設置した1階の天井部分にガラリと言われる開閉できる通気口を設けて、2階にもしっかりと暖気を廻し、階段を下って空気が循環するように考えられています。

天井のガラリ

煙突内部のスス  触媒の状態

 
さて、肝心の煙突掃除について。

今回が初めてのメンテナンスという事でしたが、煙突内部の状態は良好でさらさらの煤でした。
シングル煙突の部分で上の写真程度で、シーズン中はほぼ毎日焚いていたようですが、煤の量も少なめです。

空気の調整が絞り過ぎず良い塩梅で焚けていることと、なんといっても薪がしっかりと乾燥している証拠ですね。
そういえば、取付工事に伺った時も、来シーズン用の薪だよ!と頑張って作ってらっしゃいました。

 
 
東京ストーブでは弊社で取付させて頂いたお客様には、初回の煙突掃除・メンテナンスをサービスさせて頂いています。
やはり取扱説明を受けても、実際に薪ストーブで生活をしてみないと分からない事はたくさんありますからね。
シーズンを終えて、またお話させて頂くことで、見えてくることがあると思っています。

 
 
それではまた明日。

目黒区にて薪ストーブの設置工事

本日は、先日煙突工事を行った目黒区のお宅へ薪ストーブ設置に行ってきました。

今回設置させて頂いたのはSCANの85-2という機種です。
デンマーク製という事で、北欧のメーカーらしい、すっきりとしていてとても洗練されたデザインです。

その一方で、ストーブ本体の高さがなんと約1メートル50センチもあってかなりのインパクトと存在感があります。
ストーブの背が高い分、ガラスの位置も高く、炎と目線の高さがより近くなります。

そして、何といってもガラス面がとても広いので、炎が綺麗に見えるのいいですね。

スキャン85-2

一見、炉台がない様にも見えますが、耐熱ガラスのフロアプレートを使用しています。

この薪ストーブで印象的なのは、ボタンをワンプッシュすると、ハンドルが表れて扉を開くことが出来るようになっているのですが、ただ開くのではなく、ストーブ本体廻りに沿って滑らかにスライドしながら開閉する事で、見た目は大きいですが、省スペース化を実現しているストーブとなんです。

また対流式なので、壁面にもかなり近づける事が出来るので、お部屋の雰囲気をそのままにすっきりと納めたいという方にはお勧めしたいストーブですね。

弊社のショールームには縦型でモダンなストーブの展示も揃えておりますので、ぜひ御覧になって下さい。

皆様のご来店おまちしております。

西東京市にて屋根上煙突工事

本日は午後から西東京市で薪ストーブを設置されるお宅の煙突工事に行って来ました。

今回は2階建ての新築という事で屋根の野地板にルーフィング(防水シート)が貼り終わったタイミングでお邪魔しています。

ルーフィング

外部の完成形がこちらです。

煙突完成

写真では伝わりづらいですが、屋根の勾配(角度)が6寸勾配(31度)と急で軒先にも近いため、前屈みになりながらの作業でした。
地上と違い屋根上での作業は普段使わない筋肉を使っているのか、短時間の作業でも足に疲労感があります。

 
ちなみに屋根上の煙突が少々短く不格好に見えますが、室内が完成し、煙突とストーブ設置に伺った際にもう1m上に伸ばして設置する予定です。

設置予定場所吹き抜け

こちらが一階のストーブ設置予定場所です。
この上の部分は吹き抜けになる予定で、次回の工事は本日取付けた煙突から一階まで煙突を真っ直ぐに下ろしていき、薪ストーブを取り付けていきます。

このまま順調に工事が進めば7月の中旬ぐらいにストーブと煙突の設置となりそうです。

また追って報告します。それではまた明日。

目黒区にて煙突工事

本日は目黒区の既存住宅で薪ストーブの煙突工事に伺いました。

この辺りは大きな公園が近くにあり、緑豊な地域で住宅が立ち並ぶ閑静な住宅街です。
所謂、住宅密集地域にはなると思うのですが、屋上から街を眺めるとちらほらと煙突が建っているお宅がありました。

目黒区煙突工事

 
今回の工事は2階から煙突を壁貫通で出し、外壁から煙突を立ち上げていくのですが。。。。。

写真の様に隣のお宅との間隔がとても近いため、ハシゴの角度はまさに直角です!!

本来、ハシゴは立て掛けて使用するものですが、ちょっとした小技を使って垂直に固定しています。

ただ、こういった少しハードな条件の現場ほどいつも以上に燃える私がいます。

コア抜き

こちらの建物はRC造(鉄筋コンクリート)なので、薪ストーブ用の給気口と煙突貫通部分をコア屋さんに貫通してもらいました。

木造であれば45㎝角で壁を開口しメガネ石を入れて耐熱処理を行いますが、今回は不燃物のコンクリートという事で耐熱処理の必要はありません。

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煙突の貫通穴が開いてしまえば、あとは煙突を取り付けていきます。
外壁部分の煙突工事は垂直な梯子を上り下りするので、いつも以上にハードでしたが、順調に屋根上まで煙突を伸ばしていきました。

そして、外壁部分とは打って変わって、屋根は陸屋根という事で一気に作業もはかどります。

タイル炉壁

また、今回は既存住宅への設置なので、薪ストーブや煙突の工事だけでなく、ストーブを設置する周辺の耐火工事も行います。

壁にはお客様に選んでいただいた岩肌を模した磁器質タイルを貼りました。
床には耐熱ガラスのフロアプレートを設置する予定です。

ちなみに、ストーブ周りの雰囲気を際立たせるために、壁紙のリフォームもされるそうです。

 
ということで、本日の作業はここまで。

明後日木曜日に、SCAN85-2というモダンな大型の薪ストーブを設置します。

また随時ブログでお伝えしていきますのでお楽しみに!

町田市チムニー板金工事

本日は昨日に引き続き屋根上の煙突囲いの板金工事です。

この時期の屋根の上は日影などの逃げ場がなく、屋根面からの照り返しもあって体感温度は地上よりも一段と高く、一足早い猛暑日を体感しました。
ガルバリウムの屋根は熱々の鉄板状態なので、足の裏もアツアツですが、ちょっと油断して素手で触ってしまうと火傷しそうなくらいです。

そんな中、昨日の続きから作業スタート。

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板金工事はいつもお願いしているGROWさんです。

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水上側と囲い周辺の屋根材を剥がして、造作した囲いに防水のためのシートを貼ります。
その後、屋根材と同じ色の板金で煙突囲いを覆っていきます。

 

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そしてあっという間に板金工事も完成です。

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この後は煙突回りの雨仕舞をしました(写真は無しです。。。)

今回は一先ず貫通部のみの工事でしたが、煙突は奥に見えている屋根の完成を待って、さらにその上まで伸ばすプランニングになっています。
風の影響でドラフトが弱まったり、煙が逆流したりすることを防ぐ為ですね!

そして、薪ストーブ本体と上部の煙突設置は6月の末頃でしょうか。
リフォーム後のお部屋と薪ストーブがどんな雰囲気になるのか楽しみです。

GROWさん暑い中の作業お疲れ様でした。

町田市にてチムニー(煙突囲い)造作工事

本日は、リフォーム工事に合わせて薪ストーブを導入されるB様邸に、屋根の開口~チムニー(煙突囲い)立ち上げ、煙突の取付に行って来ました。

チムニー(煙突囲い)の造作が必要になるのは、下屋(2階建ての一部だけ1階しかない部分にかかっている屋根)、や平屋で煙突の長さが十分とれない場合、チムニーを立ち上げて煙突の長さを稼ぐ場合です。

それともう一つ、今回のように屋根材がガルバリウム鋼板葺きの場合です。

煙突周りで使用する部材はほとんどがステンレス製なので、ガルバリウム鋼板とは相性が悪く「電蝕」という現象を起こします。

「電蝕」というのは異なる種類の金属同士が接触して、さらにそこへ電気を通しやすい水がくることで、腐食を起こす現象です。
電蝕を起こさないような細工も方法としてありますが、今回はチムニーを立てることにしました。

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まずは屋根の450ミリ角で開口をあけていきます。
ここでは「垂木」という屋根を支えている木材の一部をカットするので、その補強も行います。

チムニーは煙突の荷重を受ける部分なので、この補強が大切です。
屋根の構造をしっかりと理解した上で、どのように補強するのか決めています。

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続いて、事前に製作しておいたチムニーを開口に合わせ取り付けしました。

一階の天井部分までしっかりとケイカル板で耐熱処理してあげます。

中に見える丸型の金具は煙突の支持金具です。

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弊社で使用している煙突は1メートルで10キロほど重量があるので、しっかりと支持部材で固定してあげる事がとても重要なんです。

今日の作業はここまで。

このあと、雨が降っても大丈夫なように念のため養生をして明日に備えます。

明日は板金屋さんにチムニーと屋根周りの雨仕舞施工をしてもらい、平行して煙突周りの雨仕舞いを2重3重と行っていきます。

煙突掃除へ行きました

こんにちは。
本日は午前と午後に1軒ずつ煙突掃除へ行ってきました~。

どちらも弊社施工のお客様です。
正午すぎから雨がちらついてきましたが、本降りにはならずに持ちこたえてくれました。
しかし台風接近中との事で風が時より強く吹き強風に煽られるシーンも・・・

触媒煙突Before
タール煙突After

 

一件のお宅の煙突内部は薪が乾いていないせいか、タールがかなり多めでした。

設置ストーブはバーモントキャスティングスのアンコールという事で、触媒の状態をチェック!
こちらはまだ使用出来る状態です。

触媒の寿命は毎日使うユーザーさんで概ね3年前後です。
しかし、煙が多く出る状態で使い続けると、触媒にも大きな負荷がかかるので、それよりも早く交換となるケースも多くみられます。

逆に使用方法が良いと何年も触媒が長持ちする、というケースもあるようです。

薪ストーブは何と言っても、薪の乾燥が命!ですね。

 

煙突ファンの掃除煙突ファン

 

もう一軒のお宅はなんとマンションの最上階にストーブを設置!
そして壁貫通から煙突を立ち上げています。

建物の設計上、煙突をドラフトが確保できる長さまで伸ばす事が出来ない為、強制ファンを取付てドラフトを確保しています。

ストーブを使用する際に部屋内に取付ているスイッチを押せばファンが回ってくれるようになっています。
ファンの回転速度も調整できるので、適度なドラフトに自分で調整できるのも良いですね!

煙突貫通部

煙突の中はこんな感じでした。
こちらは煤の量も少なめで良い状態と言えます。
 
 
 
梅雨が始まる前に、煙突掃除を!

稲城市で屋根上煙突の取り付け工事

こんにちは。
本日は稲城市の増改築現場で屋根上の煙突設置でした。

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まずは当社スタッフの東山が煙突の貫通箇所を開口していきます。

五月に入ってからは気温も上がり、屋根上にいると体感温度は早くも真夏です・・・
何よりも安全に気を付けて、気を引き締め作業を進めていきます。

 

屋根の貫通部開口

屋根から天井までの貫通部分は隠ぺいしてしまう部分になるので、ケイカル板(不燃材)でしっかりと耐熱処理を行います。
今回の工事は屋根まで出来上がった後にご依頼頂くことになったので、開口部の造作や補強まですべて弊社で行っています。

ステンレスフラッシング

屋根上の雨仕舞いは雨漏りが起らないよう、写真に写っているステンレス製のフラッシングの内側に2重3重4重に防水処理をして施工しています。
東京ストーブ独自の施工技術で、外側のフラッシングはあくまでも化粧として、内側で完全に防水しています。
写真のフラッシングを取ってしまっても雨は入りません。

しかもコーキング(防水剤)に頼らない、高気密高断熱住宅の結露対策も施した施工方法です。

煙突設置

これで今日の作業完了です。

この後、瓦屋さんがフラッシング周りを収めるので、やりやすようにフラッシングを動かせるような状態で終わりにしてあります。
瓦屋さんが終わった後日、最後の雨仕舞の仕上げになります。

 
ストーブの方は内装工事が終わり次第、煙突を1階まで下ろして設置するので、まだ少し先になります。
写真の煙突にもプラスで50センチの煙突が取りつけられられる予定です。