煙突掃除、続々と。
ここ最近の気温の変化のせいか、煙突掃除・メンテナンスのお問い合わせが殺到しています。
しっかりと準備をしていないと、いきなり寒くなったときに困りますもんね。。。
先日は歌手のUAさんの自宅が煙道火災で全焼、なんてニュースも出ていましたし・・・。
設置方法の問題か、煙突掃除等のメンテナンスの問題か、詳しいことは分かりませんが、いずれにせよ直火を扱う怖さを忘れてはいけませんね。
薪ストーブ屋として、常に緊張感を持って取り組んでいかなければ、と強く思いました。
さて、そんなわけで今日も煙突掃除です。
こちらのお宅は以前からご連絡を頂いていた計画的なユーザーさん。
本体や煙突をご自分で購入されて、工務店さんと取り付けたそうです。
煙突掃除のついでに、施工方法などにも問題が無いか見て欲しいということで拝見させてもらいました。
炉台に使われている欅がものすごく立派で迫力がありますよね!
張られている石も色合いがすごく良くて、ストーブとぴったり合っています。
ところで煙突はというと、2重のものを使ってはいたのですが、叩くと音が響く・・・。
どうやら中空のようです。
その煙突が2階床~屋根まで貫通しているので、これはちょっと危険ですね。
ということで、断熱材の充填された2重煙突に交換の方向でお話してきました。
さあ、それではまずは煙突掃除から。
冬の間は毎日焚かれていたそうですが、綺麗な状態でした。
そして、掃除後はこんな感じです。
それと、今までに鳥が3回ほど侵入してきたとのことで、防鳥網も取り付けました。
煙突を購入されたところには無いようなので、ステンレスの網を加工して代用しています。
煙突の中は煤のニオイもするし、まさか煙突の中には入ってこないのでは・・・と思っている方もいらっしゃいますが、大多数の鳥は嗅覚が弱いのでニオイには気づかないんでしょうね。
あとはついでに本体のポリッシュもしました。
<ポリッシュ前>
<ポリッシュ後>
こんな風にすっかり綺麗になりました。
綺麗になった薪ストーブを見たら、早く焚きたくなっちゃいますよね(笑)
冬が待ち遠しいような気持ちにさせてくれるから不思議です。
薪ストーブ専門店 東京ストーブ TOKYO STOVE SUPPLY